映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2021-07-17から1日間の記事一覧

テレンス・ヤング監督「暗くなるまで待って」3064本目

大昔にテレビで見たような記憶もあるけど、見直してみました。アイデアがいいし、タイトルもセンスいいですよね。 人の命をなんとも思わない極悪人1人と、ちょっとした詐欺師2人だったのが、だんだん”キュウソネコカミ”状況に追い込まれて迫力と危険度が増大…

ロイ・アンダーソン監督「ホモ・サピエンスの涙」3063本目

これもずっと見たかった。でも映画館でこの監督の作品を見る自分が、間が保てる自信はない。何で見たいんだろう、好きかと言われるとよくわからないのに。 で感想を言いますと、画面は独特のグレーで覆われていて、前にも書いたけどハンマースホイという画家…

黒崎博監督「セカンドバージン」3062本目

史上最低じゃないかな、この作品のKINENOTEでの平均評点。「太陽の子」が映画版になると聞いて、この監督が過去に何を作ったか見てたらこの作品もありました。「火の魚」はとても良かったのにな。NHKはドラマの続編を映画にするのをやめて、映画版を作る前提…