2013年1月、いま「ゲキ☆シネ」公開中。
作・中島かずき、演出・いのうえひでのり。「監督」というクレジットはありません。
ゲキシネは、前に「蛮幽鬼」を見たことがありますが、「すごいっ!」と思ったのを覚えてます。上川隆也、堺雅人、稲森いずみが特にすばらしかった。
今回も174分っていうボリュームだけど、飽きずに最後まで見せてくれるだろうと期待してました。今回は小栗旬、森山未來、仲里依紗ってメンバーも楽しみだし。
で、感想ですが、面白かったですよ。盛り上がりました。
上記3人だけじゃなくて小池栄子も勝地涼もいい。早乙女太一がずいぶん大人になってて、すばらしく美しい立ち回りを見せてくれたし、衣装も素敵、とくに“ドクロの仮面”とかね。
ゲキシネって、役者さんがダラダラ汗を流してたり、声を張り上げてかすれたり、生身の熱が直接伝わって来る感じがすごいです。ライブの生中継のようです。動画も音楽もネットでタダで、っていうのと逆にこういうのが求められるのかもですね。
「蛮幽鬼」の驚きが大きかったので、ちょっとそれに達しなかった感じもするけど。
ストーリー的にも、前者のほうが説得力があった気がするけど。
でも小栗旬はやっぱりいいオーラいっぱいの俳優さんだし、森山未來のイカレた悪っぷりはすごく楽しめましたです。うん。