映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

「髑髏城の七人」215本目

2013年1月、いま「ゲキ☆シネ」公開中。
作・中島かずき、演出・いのうえひでのり。「監督」というクレジットはありません。

ゲキシネは、前に「蛮幽鬼」を見たことがありますが、「すごいっ!」と思ったのを覚えてます。上川隆也堺雅人稲森いずみが特にすばらしかった。

今回も174分っていうボリュームだけど、飽きずに最後まで見せてくれるだろうと期待してました。今回は小栗旬森山未來仲里依紗ってメンバーも楽しみだし。

で、感想ですが、面白かったですよ。盛り上がりました。
上記3人だけじゃなくて小池栄子勝地涼もいい。早乙女太一がずいぶん大人になってて、すばらしく美しい立ち回りを見せてくれたし、衣装も素敵、とくに“ドクロの仮面”とかね。

ゲキシネって、役者さんがダラダラ汗を流してたり、声を張り上げてかすれたり、生身の熱が直接伝わって来る感じがすごいです。ライブの生中継のようです。動画も音楽もネットでタダで、っていうのと逆にこういうのが求められるのかもですね。

蛮幽鬼」の驚きが大きかったので、ちょっとそれに達しなかった感じもするけど。
ストーリー的にも、前者のほうが説得力があった気がするけど。
でも小栗旬はやっぱりいいオーラいっぱいの俳優さんだし、森山未來イカレた悪っぷりはすごく楽しめましたです。うん。