2013-04-08 橋本一監督「探偵はBARにいる」321本目 日本映画(90年代以降) タイトルがそそられるけど、ハードボイルドでも本格推理ものでもないし、「濱マイク」みたいなスタイリッシュさもないです。雪の中の探偵というおもしろみ、大泉洋の魅力、ちょっと昭和のにおいのする設定、などが味を出してるけど、全体としてはテレビの週末スペシャルドラマのようでした。ちょっと期待しすぎたかも。なにしろストーリーが、あまりにもありきたり過ぎます。それはそれでもいいんだけど、小雪が出てきたとたん結末がわかった、その後をどう見せるかが勝負。田口トモロヲと、まさかの高嶋政伸(笑顔が怖いド悪党)が素敵でした。