映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ダーネル・マーティン監督「キャデラック・レコード 音楽でアメリカを変えた人々の物語」508本目

ブラックミュージックの名門、チェスレコードを描いた映画…ということで、どきどきしながら見ました。
ビヨンセがちょっと目立ち過ぎかな〜〜。
エタ・ジェイムスが中心の映画ではないと思うんだけど〜。

チェスというのがポーランド移民だというのも知らなかったので、エイドリアン・ブロディが演じるのが合っているのかどうかもわからない…。

なんとなく、映画としての完成度はそれほど高くないような印象だったのですが、この素敵なレーベルが音楽業界を形作る上でどれだけ貢献したか。黒人音楽が広く受け入れられる上でどれだけ大きな貢献をしたか。伝える上でドキュメンタリーに近い価値のある作品だと思います。