映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

エドワード・ズウィック 監督「ディファイアンス」1035本目

辛いなぁ。
国どうしですらなく、ただ民族のせいで虐殺されていた人たちが、勇気を振り絞って生き延びようとする姿に、思い切り感情移入して、彼らの仲間がやられるたびに「ああっ!」と声が出たり、涙ぐんでしまったりします。
それでもこの映画には光があるから。生き延びた人がいてくれてよかったです。
自分がもしも同じ状況に陥ったら、どこまで士気を保てるだろう?と考えるにつけ、彼らの勇敢さに感動をおぼえます。