映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

稲垣浩監督「無法松の一生」1161本目

1958年、昭和33年の作品。
暴れん坊の無法松を三船敏郎、軍人の未亡人を高峰秀子。この二人が本当にはまり役。
三船敏郎ってこういう、エネルギーもてあましてる熱い男を演じさせれば、これほどぴったりな人はいないですね。

無法松の純情に、最後は涙してしまいました。本当にいい役者さんたちだなぁ。