映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2013-01-01から1日間の記事一覧

ブルース・ベレスフォード監督「ドライビング・MISS・デイジー」182本目

1989年作品。これも名作と呼ばれている有名な作品だけど、初めて見ます。 どうしてこう映画を見てこなかったんだろうと思う一方で、こんなに毎日見ても見きれないほど名作があって嬉しい。この映画は老婦人(ジェシカ・タンディ)とその運転手(モーガン・フ…

チャールズ・チャップリン「モダン・タイムス」181本目

1936年作品。第二次大戦前のアメリカ映画には、今のハリウッドの超娯楽大作的なイメージはなくて、実験的な作品が多いし、ヨーロッパ風味のものも多い、気がします。「間諜X-27」も出演しているのはドイツ人俳優が多いし。無声映画(といっても音楽がついて…

ノーラ・エフロン監督「めぐり逢えたら」180本目

1993年作品。原題「Sleepless in Seattle」は、ラジオ番組のペンネーム「シアトルの不眠症の男」って意味なんですね。邦題の方が印象が薄いな〜と思ってたけど、最後まで見たら納得できました。出会ってすぐ恋に落ちる、というストーリーはよくあるけど、こ…

降旗康男監督「居酒屋兆治」179本目

1983年作品。 わたしの分類では「日本のむかしの映画」のほうに入ります。付き合っていた彼女に金持ちとの縁談が持ち上がったと聞いて身を引き、首切りがやりたくないので総務部への異動を断り、見合いで結婚した女と居酒屋を始めた。昔の彼女は彼のことが忘…

ヴィンセント・ミネリ監督「花嫁の父」178本目

1950年作品。スティーブ・マーティン主演の1991年の映画「花嫁のパパ」はリアルタイムで見ました。賢く愛情深い妻にダイアン・キートン、娘を演じたキンバリー・ウィリアムズという女優さんは童顔で元気いっぱいで、父親から見た可愛い娘ってのをイメージし…