映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ロイ・ウィリアム・ニール監督「シャーロック・ホームズの 殺しのドレス」385本目

1946年、イギリス作品。

69分間の小品なので、テレビドラマっぽくもあります。
出演は、シャーロックホームズにベイジル・ラスボーン、Drワトソンにナイジェル・ブルース、謎の女性に
パトリシア・モリソン。ホームズは細面で知的で、BBCの人気ドラマ「シャーロック」でホームズを演じているベネディクト・カンバーバッチに近いイメージです。

「シャーロック」の頂上決戦的なハイレベルの知的争いを見てるので、ホームズがあまりに簡単に騙されてしまって拍子抜け…なところがあるけど、楽しめました。

邦題「殺しのドレス」、原題「Dressed to Kill」のどっちも映画内では何も生かせてない気がします。…以上。