映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ジム・シェリダン監督「ドリームハウス」863本目

ダニエル・クレイグナオミ・ワッツと聞いて見てみたのですが、夢のマイホーム、家族の惨殺事件、ときて、もしやこれは大外れのヤバい映画・・・と不安になってきました。

が、いつもより軟弱そうに見えるダニエル・クレイグと、常に彼を慕い、愛しつづける妻子が、だんだんかけがえのないものに思えてきて、最後は彼らの愛情に泣けてきました。

でも、隣人はナオミ・ワッツじゃなくてもよかったんじゃないか?
(彼女が出てきたんで、つい、実は悪役??などと疑ってしまったじゃないですか)