ベルイマン監督の常連、リヴ・ウルマンが監督した、ベルイマン監督の(本人の?)自伝的作品なんだとか。見た人も少ないし、点数も低いですね。
私も、あんまり盛り上がらなかったけど、ふーんこういうアプローチもあるんだな、と思いました。卵泡だてたりしながら期待しないで見たからか(失礼しました)、がっかり感もないです。
気楽に夫や恋人の親友/親友の妻や恋人 と火遊びをする人たちの事情というか心理が少しわかって勉強になりました。何事にも、その場の「楽しそう」に流れる人は、それが「苦しそう」な方に流れ始めたときには予想してなかったので苦痛も大きいのかもしれません。気の毒な気もするけど、そんなわかり切った苦痛に苛まれてる人たちなんて自業自得じゃないか・・・という優しくない気持ちも起こってきます。事態を見守っていたはずの夫がひとり最も大きな苦痛に負けてしまうのはとても気の毒だなぁと感じてしまいます。結局、好きなようにひらひらと生きてる人たちの方が長生きするってことなのかしら・・・。
この映画の点数を低くつけてしまう人たちの心理には、私と同じような気持ちも含まれてるんじゃないかしら・・・と思ってしまう日曜の午後でした。
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