映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

益子昌一監督「さまよう刃」99

2009年作品。

東野圭吾作品なので、見た後に胃がムカムカして人間ってホント黒い!って嫌になるようなものを期待(?)してたんだけど、テレビの2時間ドラマくらいの重さしか感じなかったのが意外です。最後の最期にxxとかxxとかが実は黒幕で、みんな踊らされてただけだったんだと気付く・・・とか。監督がきっといい人なんだろうなと思います。テレビでやってる東野圭吾ドラマのほうが重苦しいです。

正直、東野圭吾って黒過ぎてあんまり好きではないんだけど、薄めればいいというわけでもない。そういう意味で、ちょっと物足りない作品ではありました。以上。