2001年作品。
TV映画としてBBCで制作されたものだそうです。
変なかんじの映画・・・なんだけどイギリスらしい、BBCらしい、不条理でありながら日常的で、ありえないけどリアルな作品でした。
掃除機の売上トップになるためには手段を選ばない、超高血圧セールスマン、トミー。「ストリップ電報」をやってた彼女に振られた、DJになりたい若者、ピート。トミーを演じるティモシー・スポールは、ハリポタとかでマンガ的悪役を演じてる、「ああ見たことある」俳優。ピートを演じるウィリアム・ベグリーは、見るからにイギリス人で真面目だけど不器用な若者っていう印象。
強引セールスマンと、とても売れそうにない気弱な新人セールスマン、掃除機を買う見返りに彼らのカラダを求める女たち・・・あさましいのになんだか「がんばれ!」っていう気持ちになってきます。何なんでしょうね、この感覚。そうやってギラギラと生きている彼らが不思議と憎めない映画でした。