2013-11-29 石井隆監督「死んでもいい」586本目 日本映画(80年代まで) エロ+情感で、いやらしいというより悲しいような、だけど意外と乾いて暗くない世界を作るんだな。 “名美”を大竹しのぶがやってたというのは、ちょっと意外。 永瀬正敏はとってもいいですね。熱い心をコントロールしきれない、すてきな青さを演じられる人です。永瀬青年の唐突な激情は、ぜんぜん必然性がないんだけど、まあ恋愛ってそんなもんなのかな、とも思う。 大竹しのぶが演じる魔性の女なら、そういう唐突な激情も、説得力をなんとなく持つ。 キャスティング勝ち、だと思いました。 見てみてよかった。