ロッテの新しいチョコレートか何かみたいなロマンチックなタイトルだけど、中身は全然ロマンチックじゃなくて、少し成長して女狂いになってしまったアントワーヌと美しいパリの女たち、でした。いつも思うけどフランス映画のヒロインたちって、なんで揃いも揃ってこう美しい、というか、完成度が高いんでしょうね。
しかし、仕事にも何にも興味を持たず、要領だけで立ち回っては入れ代わり立ち代わり女の尻ばかり追いかけてるアントワーヌには共感しにくいけど、まあそういう奴なんでしょう。
彼が憧れの「幻の夫人」に電報を送った「気送管」(プヌマティークって呼んでた)がなんか素敵でした。1984年まで実用されてたらしい。詰まったりしてメンテが大変だったんじゃないかなー。