映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

パスカル・トマ 監督「奥さまは名探偵 パディントン発4時50分」2854本目

クリスティの「親指のうずき」を原作とした前作につづいて、同じ探偵がまた新しい事件に巻き込まれます。こちらも普通~~の奥さんが、どこにでもあるフランスの村に出かけていきます。(フランスにパディントン駅はないんじゃないかと思うが) 

そして今回も列車の中から何かを見つけたことが、話の契機になります。前回もすごい神経で村人の中に入り込んでいったプリュダンスでしたが、今回はさらに図太く、問題のお屋敷に家政婦として入り込んでいきます!また彼女が作るお料理やケーキがおいしそうなこと…(さすが大統領の料理人、違うか)

今回も、犯人や動機はいまひとつよくわからなかったけど、狭い世界の犯罪と解決というドラマは楽しめたかな。楽しさは前作よりこちらのほうが上かも、でした。