「ヘンリー・フール」の登場人物を使って別の作品を映画化したのかな?と思うくらいトーンが違う。サイモンもフェイも、なかなか登場しないヘンリー・フールも、あたまいい人たちみたいになってて、彼らが愛する怠惰な日常じゃなくて、国家の大義のために命を張っている。まぁパロディなんだろうけど、「レオン」に影響を受けたか、「スパイの妻」に影響を与えたか、そういうスパイアクション映画の一種になってしまっています。そうやって演技してると、フェイは知的な美しきスパイに見えてくるし、サイモンはインテリに見えてくるから面白い。
でもやっぱり、ヘンリーが書いた「告白」はただの駄文で、周囲の勘違いに巻き込まれただけ、というほうが私好みだったかも~~。
でも、続編いきます。