最後まで見てから、間違いなく前に見たと思い出した。
1984年作品なんだけど、当時かなり盛り上がった気がします。
気鋭のクリエイター(ここでは作詞家の阿久悠が原作)が映画にも挑戦して、話題になったという点は、「おくりびと」みたいな感じだったかも。
エピソードてんこ盛りだし、最近はこういう戦中/戦後を描くことが多いことを考えると、NHKの朝ドラみたいでもあります。
少年たちの”下ねた”や方言にもかかわらず、あまり田舎っぽい感じがしないのは、テンポがいいからかな。
もっと、とことん牧歌的でもよかったかも。
今この映画を見るということは、うら若き夏目雅子と郷ひろみの美しいカップル、兄の妻に横恋慕する渡辺謙の青臭さ、ってのを見る意義も大きいと思います。