映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ヤーノシュ・サース 監督「悪童日記」895本目

物心つく前に生きる・死ぬ・殺す・殺されるという状況におちいると、人生のプライオリティは愛とか豊かさなどでなく、生きることだけに集中するんだろう。
こうやって世界の紛争地域で少年兵たちが続々と誕生する。

身近な人たちの屍を文字通り乗り越えながら、最後に二手に分かれてしまう彼らが、どこへ行くのかが気になります。