映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

クリストファー・ノーラン 監督「インターステラー」958本目

21世紀版「2001年宇宙の旅」?と最初に思ったら、最後もそんな感じだった。
ゼロ・グラビティにしろこの映画にしろ、最近のアメリカ映画の宇宙観と制作技術の進歩は目覚ましいですね。
ちょっとシリアスすぎて(ゼロ・グラビティ同様)、これをimaxの巨大スクリーンで見るのはちょっと怖すぎたかな、と思います。やっぱり海外まで見に行くとしたらスターウォーズがいいな…。

人知を超えた領域への想像力という意味で、すばらしい映画だったと思うけど、好きか嫌いかというと、ふしぎと特に好きな映画ではないです。もう一歩。次のハリウッドの宇宙映画あたりに、私のツボを押さえてくれるシリアスな映画が出てくるんじゃないか、人間の深淵に触れるようなのが見られるんじゃないか?という気が、勝手にしています。