映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

デイヴィッド・クローネンバーグ 監督「ヴィデオドローム」1328本目

いつか見ようと思ってた怪作ヴィデオドローム
”呪いのビデオ”、「リング」シリーズや「ブレアウィッチプロジェクト」と同様の仕掛けだけど、有機的でぐにゃぐにゃした物体が出てくるところが個性。
怖いとか気持ち悪いというより、よく作ったけどここまでか、というかんじです。
欠点も目立つけど、この映画が好きな人はすごく好きなんだろうなぁ。

ジェームズ・ウッドはほんと、いい顔してるなぁ。大きく見開いた目を見てると、なんだか切なくなります。
デボラ・ハリーが予想外にいい女優さんで、ミュージシャンにしておいたのはもったいない。セクシーで知的で。

お腹のスリットはちょうどVHSサイズだったのね・・・。
今この映画を作ったら、DVDサイズなんだろうか、いやUSBコネクタサイズ?