映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

湯浅政明監督「映像研には手を出すな!」Episodes 1-2(TVアニメ)(KINENOTE未掲載)2715本目

これ面白いね。音楽でもアニメでも何でもいい、こどもがおとなになる途中で、一番夢中になっている憧れの世界にずいずい踏み入っていくこの感じって、一生で一番ウキウキする時間だ。今年の始めにNHK総合で放送されてたのに全然知らなかったって、最近情報収集力がほぼゼロになってるな…。

キャラクター設定もいい。美少女だろうが男の子みたいだろうが守銭奴だろうが、気持ちは同じ。主役のオタクの権化みたいな浅草氏の声が伊藤沙莉ってのがまた、男の子っぽくて良い。

DVDで6枚出てる(1枚あたり50分と短いけど)ので、一気に見切れるか微妙だけど、この世界は少女時代のときめきを思い出せてとても良いので、ぼちぼち見てしまおうと思います。

 不思議と、実写版を見ようと、今は思わない…。