全長42分なんて、昔のサイレント映画並みの短さだけど、サイレント映画ほど観客を飽きさせない工夫がないから、倍くらい長く感じる。短いのに退屈する映画というのは良くない。
監督はこの小僧のような人なのかな。これがこの人のリアルだというなら、それでもいい。
このテロップの使い方はないよー、読まされるの嫌だ。字の大きさとか表示、切り替えの長さとかが心地よくない。ふだん商業的な映像を作ってない人の映像って気がする。
言いたいことは、何なのか。生まれたてのエネルギーの塊みたいなももクロと、27歳の死は必ずしも対比すべきものではないと思う。死は暗く冷たく死んでいること、ではなくて、生きるのが終わっただけだ、ということが、オバちゃんになるともうわかる。
頼む!もうちょっとだけ、何かください。この42分間はちょっといたたまれない。