多分これ見るのもう3回目くらいだと思う。映画館に行きたい気持ちを抑えるために、もう一度見てみた。細かいところわりとよく覚えてるんだけど、改めて見てみると、アメリカ人って普段から全然マスクしてないんだなー。マスクだけで感染が抑えられるわけではないし、しっかり呼吸気を閉じ込めてフィルターできるマスクなんて使ってる人少ないんだけど、やっぱりしといたほうがいいことが、感覚的にわかります。
<ネタバレあり>
結局感染源は「アンダーセン社」が森林を伐採したために逃げ出したコウモリのフンを食べた豚。アンダーセン社の新オフィスお披露目パーティのために調理したシェフが人間の第一号で、べス(グウィネス・パルトロウの演じた役、真っ先に発症したマット・デイモンの妻)はパーティで、手を洗っていないシェフと握手をしていました。
マット・デイモンが最後に、返却された妻のカメラの写真を見ながら泣く場面では、妻がレストランのワインセラーの前で自撮りした写真が最後だったのですが、前に見たとき、なんとなく、「実は妻は浮気してなかった」というストーリーだったような気もしたんだけど、そんな証拠は何も映ってませんでした。
悪質なデマを流して大もうけした悪いジャーナリストを、清廉潔白に見えるジュード・ロウが演じてるのが面白いですね。なかなか憎たらしく演じています。
これを見たら怖くて外出できなくなったか?というと、そんなこともなかったです。このウィルスは致死率が20%ととんでもなく高く、感染率もきわめて高い。今流行のコロナウィルスは「インフルエンザのものすごく強いやつ」という感じで、少なくとも日本では5人に1人というような死者は出ていません。ただ、マスクやトイレットペーパーの品不足はすごいし、まだネット上だけだけど、人によるけど目を覆いたくなる罵詈雑言も見られます。
むやみに恐れることはなかったけど、外に出るときはマスク、帰ってきたら手も顔も洗って、栄養をたくさん摂ってゆっくり休む。…ほんとは、帰ってきたらすぐ髪も洗いたい気がするし、洋服全部洗濯したい気もするけど、そこまでマメじゃないんだなぁ…。