映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

庵野秀明 総監督「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」2895本目

<ネタバレあり、他の映画まで>

これも前に見たはずだけど、わりと忘れてる。(そのくらいTV版のインパクトが強かった)

アスカが壊れるこわい場面はスルーされてて、しれっと眼帯のシン・アスカ(勝手に命名)が登場している。でも彼女のキャラクター(元気さ)はもう一人のハーフ英国少女が引き継いでる。

綾波の複製も、彼女が「マトリックス」や「プレステージ」(ネタバレになったらゴメン)みたいにいっぱい並んでる衝撃的な場面はないまま、おもに口頭で語られてた。

少年少女の生命軽視、という話を「破」で書いたけど、「プレステージ」って映画のマジシャンも思い出すよなぁ。

シンジがカヲルを破壊する(ともだちをにぎりつぶす)驚愕の場面は映画版にはなかったのね。さすがにあれはまずいということになったんだろうか。そんなカヲルが「魂はずっと残る」とか言うのが違和感あるな。

最後はカヲルが去ってアスカがいて綾波タイプがいて、なんのオチもなく「続く」といって続いています。この続きが8年半後ってのは、かなりの長さだよな…

というわけで明日、その続きを見に行くことにしました。乞うご期待、自分。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

  • 発売日: 2012/11/17
  • メディア: Prime Video