映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

「パール・ジャム:ロック・レジェンズ」2928本目(KINENOTE未掲載)

いろんなVODで配信されてるけど、Amazonによると「監督不明」だって。KINENOTEにも載ってません。わずか22分の作品だけど、このシリーズ見たいものたくさんあるなぁ。

このあたりから、汚い恰好をしたロッカーが現れるようになったんだよね。(安全ピンをいっぱい刺したパンクスが消えて)私はこのグランジという流れにはついていけてなくて、ニルヴァーナをMTVで見るくらいでパール・ジャムはもっと知らなかったんだけど、取引先の人のお兄さんだかがマネージャーをやってるとかで、武道館公演のバックステージパスをもらって見に行ったのでした。メンバーの名前もボーカルしか知らなくてごめんなさい!って感じだった。あんまりよく覚えてない。でもすごくドキドキしました。会社ってところもバックステージという世界もよくわからなくて、なにかキラキラ見えていい時代だったな(自分の若い頃という意味で)。なんとなく今はアーティストはビジネスアイテムのような存在になってしまった。制作会社にしばらくいたけど、ドラマを作らない会社だったからか、不思議と俳優には今もいい距離感があって、憧れたりできるのでよかった。

エディ・ヴェーダ―がすっかりいい感じのおっさんになってて、貫禄あるんだけど今の方が好きかも。ずっとやってるバンドって、サウンドの角が取れてて確実に円熟してるよなぁ。もうこのままずっと続けてほしいです。