西部劇に、アラスカが舞台のものもあるんだなー。西部といえば西部。あんな雪だらけのところ(イメージ)なのに、みんなアリゾナにいるときと同じ格好だ。ただ、砂漠ではなく地面はぐちゃぐちゃなのが違う。
ディートリッヒとジョン・ウェインの共演はすでに「妖花」「男性都市」と2本見てるので慣れてきたかな。ベルリンのキャバレーのスターがなぜ?って最初は思ったけど。
クレジットの順番はトップがディートリッヒ、次がランドルフ・スコットで3番目がジョン・ウェイン。
ジョン・ウェインがしばらく気を移すお堅いお嬢さんを演じているのはマーガレット・リンゼイ。けっこう映画に出てるのに私は1本も見てないな…。頭に大きなトサカを立てて、派手な毛皮やギラギラしたドレスを着た、庶民の女王みたいなディートリッヒと真逆。
場所は寒いがストーリーはいつも通りで、ズルをして得をしようとしている奴が正義のヒーローによって退治され、ヒーローとヒロインは再び結ばれてめでたし、めでたし。
既視感ありありだけど、ほっとするんだよな、こういうストーリーは」…。