映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

マシュー・ヴォーン 監督「キングスマン」1332本目

もと英国王(笑)コリン・ファースが主演のスパイ映画なんて、イギリス映画に決まってる…と思ったらやっぱり。
「シャーロック」(カンバーバッチの)みたいな、ケレン味たっぷりのスリリングなCG使い、とどまるところを知らない極端な虐殺シーンなど、ブラック・ユーモアの深くて長い伝統を持つ英国ならでは、です。

「うっわーっ!」とドキドキしながら楽しめましたが、こういう映像効果の強い映画は嫌いな人もいるでしょうね。
でも"ランスロット"が若くて可愛い女性だったり、悪の親玉がヒップホップ風だったりと、マンガみたいな楽しみのたくさんある映画でした。これ、続編は…?