綺麗な女優さんだなぁ、ホープ・デイヴィス。こんな風な、しなやかで扱いやすい金髪そ無造作に束ねて、自然体で愛想笑いとかしないで彼女みたいになってみたい。というような、今だけの思いつきで、こういう映画を見るのが楽しい。絵がとても地味で日常っぽいからイギリスの映画かと思った。舞台はボストンらしいけど、こういう地味な絵作りって好きです。
すれ違ってすれ違って、なかなか出会えない彼はアラン・ゲルファンというんですね。彼もまた派手すぎなくていい感じ。そして、彼女の元彼のエコでロハスな勘違い野郎、髪を切って戻ってくるまでフィリップ・シーモア・ホフマンだって気がつかなかった。
空港の次がワンダーランド駅。音楽もボサノバやジャズのクラシックなスタンダードなのがいいですね。
どこがよかった?と聞かれても説明が難しいし、二人の出会いや一目惚れを説明するのも難しいけど、なんか好きですね。こういうのが、(特に女性には)恋愛映画のクラシックとして残っていくのかも。