アマプラで見かけて、あまりにド真ん中のシンプルなタイトルが気になってました。冒頭の見慣れない「新東宝」のロゴも、おどろおどろしい。
音楽というか音響効果は、ウルトラマンとか昔の怪獣映画みたいな、出はじめの電子音とかが使われてる。場面ごとのつなぎが、「卒業制作」みたいにこなれてない。
とか最初は細かいツッコミを心の中で入れながら見てたけど、これはシンガポールの教育的テーマパーク「ハウパーヴィラ」か、あるいは丹波哲郎の映画の前身か、というものすごい成り行きになっていって、子どもの頃に見たら眠れなくなって一生のトラウマになっただろうな、という気持ちでいっぱいです。これは、恐怖映画の一種?トンデモ映画というやつ?悪魔のような友達は「カリガリ博士」のメイクを真似たのか?
ほかのみなさんの感想を見ると、やたら点数が高い人もいれば、大好きといいながら低い点をつけてる人もいて、みなさん珍妙さを存分に楽しんでおられるようだ…
新藤兼人作品のようなものを予想していたのでショックが大きかったけど、いつかまた見たくなるかもしれない。
(いろんな地獄が出てくるけど、別府には全部あるな)