映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ウェス・クレイヴン監督「エルム街の悪夢」 3047本目

これも初見。公開された頃はホラーとか絶対見なかったからな~。。。でも今は冷静に評価できるようになったのだ。とても面白かったです。ホラーはSFみたいに純粋に、仕掛けや工夫に興味があって、この映画の場合は夢から覚めてまた覚めて、昔死んだはずの殺人鬼がよみがえったけど夢だったり、振り切るための方法があったり効いてなかったり、という(理屈は通らないけど)小どんでん返しが連なるメタ構造が楽しかった。それに、窓から現れたり、シーツの下やお風呂の中にいたり、天井に叩きつけられたり、お化け屋敷なら高評価になりそうな驚かせる仕組みの数々に工夫が見られて面白かった。

続編が「5」まで作られてて、リメイクもされてるようだけど、教養のため(笑)に見たので続編はけっこうです~ 面白かったけど。

エルム街の悪夢(1984) (字幕版)

エルム街の悪夢(1984) (字幕版)

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