同じことを「去年マリエンバードで」でも書いた気がする。
詩的でモノクロでゆったりとしたペース。美しい言葉と、成熟した大人たちが、世のはかなさを眺めてる、というのが生理的に合うみたいです。
天使おじさんたちの優しさに、肩肘張ってる自分の心が溶けてくような。
普通の市井の人たちの心のなかの言葉の美しさにも。
この映画、上映してすぐに見たはずだけど、そのときは今ほどツボではなかった気がします。好きだなとは思ったけど。25年も前、ベルリンもまだ分かれていた頃のおはなし。
近々ベルリンに行こうと企画してるなかで、見直してみることにしたのでした。
戦勝記念塔にのぼりたい。(無理)