映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ビル・コンドン監督「ドリームガールズ」606本目

素敵な映画でした。
歌もドレスもメイクアップもジュエリーも。
とってもオシャレでガールズドリームスカムトゥルーな映画だとは聞いてたけど、こんなに黒っぽくて腹にズンとくる映画だったのは、意外でした。

ビヨンセがまだスリムで、ちょっとまだ「かわいこちゃん」風なのもよかった。
「キャデラックレコード」の彼女は、紅白のトリみたいに大御所すぎて映画自体に水を差してた感じがあったけど、この映画では可愛らしさが際立ちます。

傷つくこともあるけど、仲間を大事に、歌を愛して、いつまでも輝いていよう!と思えた2時間でした。