映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ベン・スティラー監督「LIFE!/ライフ」1516本目

楽しい・・・。
ベン・スティラーって、普通のアメリカの男を演じて見事に好感度高く、日本でいえば大泉洋みたいな存在感でしょうか。

ヒゲが似合うのはダンブルドアだけだとか、Can you hear me Major Tom(デヴィッド・ボウイのスペース・オディティ)とか、普通のアメリカ人の教養が試される感じもリアル生活っぽい。
彼が恋するシェリル役のクリステン・ウィグ は、いい感じに砕けたコメディエンヌの才能をゴーストバスターズで見たけど、”職場の感じのいい美人”役もいいね。
そして大御所、シャーリー・マクレーンの神がかり的な存在感。ショーン・ペンの枯れた色気。他の出演者たちも含めて、素敵なキャスティングですね〜。

こんな仕事がしたい。こんな人生がいい!
と素直に元気になれる映画でした。