映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ウィル・グラック監督「ステイ・フレンズ」2543本目

まぁ笑っちゃうくらい徹頭徹尾オシャレなカップルだこと。めちゃくちゃ仕事ができて、すっごくルックスとスタイルが良くて超センスも良くて、最先端のイケてるお仕事、もうニューヨークなんて私たち二人のためにあるのよ!という世界。アメリカも日本もだけど、トレンディ映画やドラマで繰り広げられる”気の利いた会話”ってのを本当にやってる人たちっているんだろうか。本当にいたらお腹を抱えて笑ってしまって怒らせてしまいそうだ。いや、フィクションだから週末にビールでも飲みながら楽しめばいいのね。

ミラ・クニスって顔の1/4くらいが眼だ。ウクライナ出身のユダヤ人なのか。生き生きしてて誰から見てもチャーミング!リアリティのないキャラクターだけど、わりと実在しなくもない。ジャスティン・ティンバーレイクも、イケすぎててリアルじゃないけど、意外といるんだな。彼女の母親役(パトリシア・クラークソン)は、ルックスもキャラクターもYOUみたい。

美男と美女、NYもLAも憧れてしまうような素敵な家、素敵な眺め。…こういうのに素直に憧れて真似をするという選択もあったんだろうか。多分そのほうが単純に楽しいかったかもなぁ‥‥。

ステイ・フレンズ (字幕版)

ステイ・フレンズ (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video