映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

フレッド・M・ウィルコックス 監督「禁断の惑星」2898本目

2013年に見てるけど、テレビでやってたのでもう一度見る。

禁断の惑星と聞くと、この映画ではなくて「Science fiction, baby--- forbidden planet-- oh oh oh--」っていうロッキー・ホラー・ショーの冒頭の歌しか浮かんでこないけど、前の感想にも書いたように、よくできたSF映画なのでした。

一番驚いたのは、キャプテンがレスリー・ニールセンじゃないですか。前に見た時は良く知らない俳優だったけど、(今も「フライング・ハイ」しか実は見てないが)今この映画を見直すと、すべてがギャグにしか見えない…

ロビーは声が渋くて「カワイイ」って感じじゃないですね。でも彼がいなかったらR2D2やC-3POもいなかっただろう。

アルティラを演じたアン・フランシスはベビーフェイスでグラマー、マリリン・モンローを思わせる美女だなぁ。

この映画って「ウルトラマンシリーズ」のベースにもなってますね。地球防衛軍の服装や、美女とマッドサイエンティスト と、コントロールが効かない怪物がいて、科学で立ち向かう感じ。世界中に大きな影響を与えたんだろうな。(日本以外に「ウルトラマン」みたいなドラマやアニメを作った国ってあったんだろうか)

禁断の惑星 (字幕版)

禁断の惑星 (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video