映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

マイク・カズンズ監督「ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行」3729本目

この前にU-NEXTで配信されてるCNNの「ハリウッド映画の一世紀」っていうシリーズもののドキュメンタリーを見ました。時代を区切って84分間×6本。主役級の俳優や監督が、自分以外の俳優や監督に感激した経験を語る(自分たちのことも話すけどね)のが、見ていてなんとも嬉しくて、あぁやっぱり映画って最高ですよね、など心の中で何度も叫びながら楽しんだのでした。

で、似たテーマの映画があるなと思って見たのがこれ。評点低いなぁ。でも、CNNのシリーズが時代性にスポットを当てているのに対して、この映画は時代を2010年~2019年に絞り、観点を「映像の新しさ」に絞っているところが、むしろ良いですね。見たけど忘れていた場面や、全然見る機会のなさそうな国の映画のすごい場面が取り上げられていて、これもまた胸が高鳴ります。

もう一回見直して111本をリストアップする!と思っていたら、いつの間にかレンタル期間48時間経過済。またレンタルするかちょっと迷ってる・・・。

逆に(逆に?)、CNNのドキュメンタリーを見てない方は、U-NEXTに加入してるならぜひ見てみてください。映画好きの魂がうずくのは必至です。