2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧
1960年の作品。ジャケットは高峰秀子だけど、淡路恵子も原節子も草笛光子も中北千枝子も杉村春子も三益愛子も出てる。森雅之と宝田明も。原節子と高峰秀子と草笛光子が姉妹。中北千枝子がセールスして回ってるのは、77万円を信託すると6年5か月で100万になる…
ニューヨークからロサンゼルスまで、5000キロをただ走って先に到着したものが勝ち。景品はトロフィー、じゃなくて、似た形の「ガムボールマシン」。背景や前提の説明は何もなく、ただ走り屋どもが集まってきてスタートします。すがすがしい。 走り自体は「激…
ヴェンダース監督の長編第一作らしい。流してみてると流れてしまうけど、よく見ると変な映画だ。 ゴールキーパーは審判にいちゃもんをつけすぎてレッドカード退場、スタジアムが交通不便な場所にあったので地元のホテルに泊まって、映画館に行ったり、その辺…
1991年のフランス映画だけど白黒。フランスといってもカトリーヌ・ドヌーヴが出るような美しい謎めいた映画ではなく、イザベル・ユペールが出るような皮肉キツイ映画でも、ジェラール・ドパルデューが出るような活劇でもない。…ちょい汚めで屈託のないおっさ…
タイトルとジャケットのビジュアルから、現代ものだとばかり思ってたら、まさかのギリシャ神話ものだった。ふーん、と見てたら、なんと大魔神が登場するじゃないですか。ブロンズ製かしら。しゃべる「船の舳先にいるあの女性」。大映か円谷プロか?なんだか…
すごく絞った一つのテーマで作った作品だ。つまり、価値のある、娯楽でない映画を作り続けるためにどこまで犠牲を払いつづけるか。答は「命のあるかぎりどこまでも」。 といっても、兄がもう死んでんのに保険金かけてなかったのか、まだ弟から全額取るとかお…
<ネタバレあり> ペール先生42歳のときの作品。まだコワイ女が定着してない頃じゃないかな。(私は常にコワイ彼女を期待しすぎてるので、実は純な女性という役も見たくなってきた) 奥様はジャクリーン・ビセットか。若い家政婦はサンドリーヌ・ボネール。…
ここしばらく、U-NEXTを離れて、TSUTAYA宅配レンタルの「見たい」リストに入れっぱなしだったものを大量に借りたのを見てます。(今朝から家のネットに障害が出てるので、ちょうどよかった)U-NEXTにもAmazonプライムにも入っていなくて、宅配レンタルでもす…
群像劇なのかな。 急なフライトの欠航で列車にチケットを振り替えてくれた秘書に、ラブレターのような手紙を書いては消している、老齢の博士。 なにか事情があって、わがままな老婦人の世話をしながら乗っている若者。彼女は去年亡くなった将軍の妻で、若者…
<ネタバレあります> トルコの現地の人たちの暮らしが垣間見られて面白い。たとえば、男も女も、白い酒を飲んでる。水を入れると白濁する、ウゾみたいな強い蒸留酒に違いない。 老人と息子、老人が惚れた娼婦の3人。彼らはドイツに住むトルコ人。息子は大学…