映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

本広克行 監督「ビューティフルドリーマー」3808本目

うる星やつらのほう、オリジナルの「ビューティフル・ドリーマー」(ナカグロあり)を検索してたらこんなのもあったので、見てみました。…まんまや!監督は、どうしても「ビューティフル・ドリーマー」を実写化してみたかったのかな。セリフから何から完コピな部分、多数。

商業映画っぽくなりすぎず、アマチュア感、大学生感、青臭さが残ってるのもよかったです。ていうか藤谷理子が出てるので「ヨーロッパ企画」かとずっと思って見てました。あの子いいですよね。何やらせても普通みたいに演じてくれて。

面白かったけど、結末はさわやかに現実に戻るのね。「ヨーロッパ企画」の作品だとばかり思っていたので、SF落ちに決まってる、と、決めつけて見てたので、若干、拍子抜けしてしまった。(←自分のせい)

升毅としかめっ面のヅラ台がずーっとにらめっこしてる場面が、好きすぎる。