映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

サム・テイラー監督「ロイドの人気者」456本目

ロイドさんは可愛い〜♪
あこがれの大学に入学し、はしゃぎまくって浮きまくってるハロルド君。
1925年のアメリカの大学生たちの生き生きした感じが伝わってきます。
(当時32歳だけど、何浪かしたと言えば通ると思うよ)

猫や犬や赤ちゃんも出てくるし、ほんとに優しい毒のない笑いだな〜。
下宿屋の可愛い女の子のファッション…男の学生がみんな被ってる、不思議な帽子…
ダンスパーティはデキシーランドジャズで踊る。
でもせっかくのタキシードは、実は仮縫い中でどんどんほつれてくる。
(その糸引っ張っちゃだめ〜!)
ラグビーの試合に潜り込んでも、ルールを知らないので失敗ばっかり。
いやー楽しかった。
いくら笑われても悲観しないでがんばるハロルド君がステキでした。

テート大学ってエール大学のパロディかな…。