2025-01-01から1年間の記事一覧
胸がいっぱいになるな~。こういうの「胸熱」っていうんですかね。 フーは昔からほんとに好きで、キース・ムーンが1978年に亡くなったときに既に私は2枚組のベストアルバムを愛聴してました。だからこの映画で使われてる曲も、ほとんどソラで歌えるほどです…
いくつになっても、以前の自分を思い出して、未熟だったなと思うことがある。 吉祥寺の、当時よく行ってたバーのカウンターに高田さんはいつもいて、いつもすごく酔ってました。店の人も私たち客もまだ30代で、50代の男がずっと飲み続けてることが全然理解で…
〈結末に触れています〉 「サスペリア」のダリオ・アルジェントが出てるんですよね。そういう興味からも、見てみたかった作品です。が、ギャスパー・ノエ監督作品は、よほど元気なときじゃないと引き込まれてウツになってしまいそうなので、ずっと寝かせてし…
このブログ、記念すべき4000本目、ですが、KINENOTEの鑑賞回数や記録数とは全然一致しない・・・。まいっか。 <ネタばれあります、ご注意> 「アンテベラム」に続き、たまたまだけど、現代のブラック・エクスプロイテイション映画といえそうなものを見まし…
ジョン・ガリアーノ、名前くらいしか知らなかったけど、天才だなぁ。彼の生み出すファッションは美しくて凄みがある。エレガントなジバンシィ、さらにディオールと起用されたのは、起用した方も天才的だと思う。それまでの彼の奇抜さが、”まともなブランド”…
そうかこれは日本未公開だからKINENOTEに載ってないのか…。面白いのに。感想を読んだり読んでもらったりしたいのに。 原作はジェーン・オースティンで、エマは私のイメージではエマ・トンプソン(エマだけに)みたいな、長女っぽいお堅い役が似合う女優さん…
これはU-NEXT限定か。 神秘的で、なんだか妖気漂うキャドー湖。そこへ行くと、「今ここ」とは違うどこかに迷い込んでしまう。 時系列の理解がむずかしくて、最後に少しわかったので、もう一度見直してみたけど、それでも十分に理解できなかった…。残念。家族…
うわぁ変な映画。「サイケ」でイメージする映像ともまた違う。アメリカ西海岸文化が海を渡ってヨーロッパアレンジが加わったのか。音楽はなんか「すばらしい世界旅行(大昔やってた旅行番組)」みたい、明るくて底がない。 この監督は大昔の「黒水仙」や「赤…
これ、怖いな。もし自分がアフリカ系だったら、夜眠れなくなるくらい怖いと思う。 彼らがわずか200年前にアフリカから連れてこられて、当然にようにこき使われていたという話を聞くとき、今その人たちの子孫は、それをもう二度と起こりえない過去のものだと…
北海道の、マリモで有名な阿寒湖のあたりにアイヌの集落があって、行ってみたらそこにあったのは暮らす人たちの日常と、木彫りの熊やキーホルダーなどで、そこが質実剛健なアイヌの人たちらしさなんだろうと私は思ったんだけど、わざわざ付き合って行ってく…
<結末にふれています> 「ドリアン・グレイの肖像」の女性版ともいえる作品。まぁ極端な表現だわね…。ホラーではなくブラック・コメディだよな。 年齢にしてはきれいな元のエリザベス(というかデミ・ムーア)、若さのかたまりのようなスー、エリザベスの先…
公開からまだ5ヶ月だけど、見逃したまま何年もたったような気分。「デッド・レコニング」は公開後すぐ映画館で見たので、2年以上前。やっぱり先におさらいをしておくべきだったか。冒頭のシーケンスが「??」。というか、シリーズ全作見たわけではないので…
1982年公開の、台湾のオムニバス映画。タオ・ドゥーツェン、エドワード・ヤン、クー・イーチェン、チャン・イーの4人の監督の短編が収められています。エドワード・ヤンの数少ない作品のなかでこれが一番古くて、ずっと見たかったんだけど、とうとうTSUTAYA …
コーマック・マッカーシー原作ということで、多分、「見たい作品リスト」に入れておいたんだと思います。冒頭から暗い暗い。鬱っぽい気分になったまま最後までどーんと沈みます。2回通しで見たけど、母が特に暗い、いなくなる、食料が見つかる、少年いっしゅ…
また見た。「教皇選挙」のイザベラ・ロッセリーニを見たとき、イングリッド・バーグマンそっくりになったなぁと思ったので、若い頃の彼女を見直してみたかったのもある。何回見てもけむに巻かれたようでちゃんと筋道立てて思い出せないから、もある。(その…
かなり前に見たので感想を書くのは初めて。たぶんVHSでも借りたんだろうな。しかしアクセント強いな!全然何言ってるかわかんないや。舞台はブライトンだけど、この主役のフィル・ダニエルズ、聞いた名前だと思ったら、Blurの「Parklife」で語りをやってるお…
「ジャガーノート」って元はヒンドゥー語で、ヴィシュヌ神の化身のひとつ、破壊をもたらす強烈な力をもつものらしい。英語化しているらしいので、こんな人から電話をもらったら不吉です。船の名前が「ブリタニック」なのも、タイタニックを思い出して不吉。…
いっこうにVODに降りてこないので、久々にTSUTAYA DISCASでDVDをレンタルしました。 これ、原作読んだ記憶があります。よく覚えてないけど、確かにまったく別の作品だ。主役はコペルという名前だったはず。普通の少年が嘘をついたりいじめをしたりして自分の…
<結末に触れています!> 英国で発生したウィルスが本土で蔓延していて、一本道だけでつながっている小さい島に生存者が避難して暮らしている…っていう設定が、なんかいいです。全世界に目を向けたりしないで、極力ちいさい世界で完結している。日本と相似…
面白かったですよ。 ”白雪姫”そのものを期待して見始めたけど、全然出てこないじゃない?と思いながらぼんやり見てたら、途中でやっと寓意がつかめました。(私にぶい?) やたらとクレアが色白であることを指摘してたり、モード(イザベル・ユペール)が義…
イザベル・ユペールの金髪は違和感を感じてしまう、長年ブルネットの彼女を見続けてるからなぁ。 この映画、鉄の女が政敵から暴行を受けたが、自作自演だと言われて四面楚歌に陥る、という話で、これを演じられるのって彼女くらいしかいないなぁと思います。…
これはまたハッピーな映画だなぁ! ミセス・ハリスを演じるレスリー・マンヴィル、昨日までやってたNHKドラマ「母の待つ里」(原作浅田次郎。すごく面白かった)でおばあさんを演じた宮本信子のきれいな笑顔を思い出します。でも見たことあるなーと思ったら…
みんな年取ったなぁ(私も)。レネ・ゼルウィガーは現在56歳。あたりまえだ。なんとなく、50代の女性に当然のように求める若さがエスカレートしてきてる。50代でも独身なら恋をしなきゃ。整形までは求めないけど、なんとなく若々しくなければ。元気でなけれ…
いいですねぇ、タイトルからしてB級感あふれていて。でもこの映画の公開は1992年。1960~70年代あたりの円谷プロや大映の怪獣映画やスリラーの雰囲気をあえて出そうとしてるのかな、と思うかんじの音楽。出演者の服装はまさにこの時代…私もこの頃はピンクと…
むかしの高田馬場駅前の風景、よく再現したなぁ。と、やっと思う。この駅にもう3年も通ってるけど、風景を見まわす余裕がやっとできてきたかな。 このブログに原作を読んだ感想を3つ、映画を見た感想を1つすでに書きましたが、映画をもう一度見ました。 生…
イタリア行ったかー。映像が新鮮で美しいですね。ストーリーや「ヘヴンズドア」に慣れてきた私には楽しめました。そもそもこのシリーズって若干オカルトですよね。イタリアとオカルトは相性がいい気がします。玉城ティナ、大東俊介、井浦新もなりきってしっ…
1969年の日本映画。「あさイチ」で鈴木アナが、学生の頃先生にこの原作を読まされて全員で感想文を書かされたけど、あまりにひどい棄て方で驚愕した…と言ってたのを見て、手っ取り早く映画化作品のほうを見てみることにしました。原作は遠藤周作の小説です。…
たいがいの人が、映画化に期待してなかったと思うけど、劇場公開時の感想を見たらほめてる人ばかりだったので、VODで見るのを楽しみにしてました。 監督、脚本、主演:松重豊。もう一人で何でもやってます。テレビ版より間が長い。ぴったりと決まった尺に収…
朝ドラ「あんぱん」に、手塚治虫がやないたかし(やなせたかし)にこの映画のキャラクターデザインを依頼する話が出てきて、見てみたくなりました。期間限定で手塚治虫オフィシャルサイトで公開されてるけど、アマプラならいつでも見られるみたい。 1969年公…
2024年4月21日に逝去。このとき92歳だそうです。いくつになってもきれいだったなぁ。なんでシワシワにならないんだろう。迫力がありすぎて言えないけど、服装や髪型は”カワイイ系”でしたね。 ”妖精王”と呼びたくなるような、世界のてっぺんにいるように重厚…