映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

バイロン・ハワード 監督「ズートピア」1417本目

すごく褒めてる人が多いと聞いてたけど、わりと説明的な映画だなと思った。
猛獣でなくウサギの女の子が、強い警察になることに憧れる→意地悪や無視→キツネとの出会い、活躍と落とし穴と失望→大どんでん返し、大団円。
ものごとは一面的ではないという、最近のディズニーのメッセージが出ているということは支持するけど、アナ雪みたいなラブストーリーの期待ではなくて、いまどきのドラマなら「ものごとは一面的ではない」というストーリーがすでに当然なので、あまり驚かせてくれなかったなぁという印象でした。