映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

デヴィッド・O・ラッセル監督「世界にひとつのプレイブック」571本目

前評判がいいみたいだけど、まったく知識ゼロで見てよかった。
大好きなオバカ映画「ハングオーバー」のブラッドレイ・クーパーの勢いを持て余した若者っぷりもすがすがしいし、なによりジェニファー・ローレンスが本当にいいですね。
この映画では、可愛いくてとってもセクシーだけど「すごい美人」というより「すごく熱い愛情を持った心底いい女」という内面をひじょーに深く演じきっています。この子の勝利ですね、この映画は。

野球に燃えて、賭け事ばっかりやってる周囲の男たちも、なんともいえず愛おしいです。
“こういう映画を見るとアメリカが好きになっちゃう”シリーズ。

それにしても、ダンス大会でのパットの踊りは、実際あんまりたいしたことなかったな〜。そこがまたいいんだけど。

あ、でも「世界でひとつのプレイブック」って何だったの?元妻の本?