映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ギレルモ・デル・トロ監督「ミミック」3373本目

この監督の作品、続けて3本目。タイムリーなパンデミック題材です。

しかし…こ、これは…私が唯一本当に生理的に苦手なあの昆虫が多数出てきていますね。通常の大きさでも苦手なのに人間ほどの大きさになって、立ち上がって二足歩行で来ますね。ひぃ~~~

こういう画面が暗い作品って何が怒ってるのかよくわからなくて(目が悪いのかな、テレビの設定はこれ以上明るくできないんだけど)この作品で表現しようとしたことの3割くらいしか受け留められなかった気がするけど、よく見えたら最後まで見切れなかった可能性高いので、なんとも…。

デル・トロ監督らしい異形のものへの愛がこの昆虫クリーチャーにはなぜか全く感じられなかったのが残念。

あまり考えたくないことだけど、もしかしたら私は、デル・トロ「監督」作品より、彼がプロデュースした別のスペイン語圏の監督の作品のほうが好きかもしれない…。

題材が私にはちょっとムリだったので、ミミック2~3の鑑賞はご辞退いたします。(監督ちがう人だし)

こんな奴ら、アース製薬に頼んで、巨大ゴキブリホイホイの餌でも食べさせてやればいいんだ!(←心の叫び)

ミミック (字幕版)

ミミック (字幕版)

  • アレクサンダー・グッドウィン
Amazon