映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2015-10-12から1日間の記事一覧

マー・ジーシアン 監督「KANO 1931海の向こうの甲子園」1136本目

日本映画のような台湾映画だ。 テーマもストーリーも構成も出演者も使われている言語も、メインはみんな日本的だ。 セデック・バレを撮ったあと、やりすぎたと思ってバランスを取るためにこの映画を作ったんだろうか。そんな配慮ならしなくていいと思うけど…

米林宏昌 監督「思い出のマーニー」1138本目

よかった。 ストーリーに大きな驚きはないけど、暖かさがじわっとくる美しい映画でした。 でもさ、子供をあずかって育てる上で補助金をもらってることは、恥じるべきことじゃないよね? この映画を見ると、とりあえず「利益のために子供をあずかってると疑わ…

グザヴィエ・ドラン監督「Mommy」1137本目

「マイ・マザー」と「Mommy」って、タイトル似すぎてませんか? どれだけ母との確執にさいなまれてるんだ、グザヴィエドラン。といっても決して、同じような映画ではありません。 「マイ・マザー」のママ役アンヌ・ドルヴァル が、この映画でもママ役なので…