いろいろ突っ込みどころも多いけど、面白かった。
いつものニヒルなボギーが好きじゃない私には、この映画の彼はとっても魅力的。
汚くて気さくで最高です。キャサリン・ヘップバーンのほうは、最初はお高くとまってたのが男勝りの性格が出てくるにつれて、だんだん二人が同じくらい汚れて、同じくらい勇敢な1つのチームになっていきます。
しかし小舟を魚雷に仕立て上げるなんて、いくら考えても無理でしょ!(笑)
それが忘れた頃に戦艦を直撃するのも、ありえないでしょ!
最後この二人どうなっちゃったのよ!?
冒頭の、教会に連れてこられて賛美歌を歌わされているアフリカの人たちを見て、いやな映画だな〜と思いそうになったけど、全体から見るとその場面は、“お高くとまっていた頃のロージー”の描写だったのかなと思います。
「アフリカの女王」っていうのが、船の名前だというのが良いですね。いかにもありそうだし、ちょっと夢があります。
特撮がショボいのは、時代もあるけど、それにしてもあまりセンスが良くないような…。