映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ダグ・リーマン監督「オール・ユー・ニード・イズ・キル」778本目

オークランドから戻るJETSTARの機内で見た。
英語だけど、音も最近はきれいに聞き取れるので、おおむね聞き取れました。

敵に時間を操られて、毎日死んでは生き返る・・・という設定はとてもスリリングで面白い。しかし「それはつまり自分がゲームの中のキャラであり、メタなゲームユーザーが神の視点で存在する」(「リング」シリーズみたいに)というオチなのかなぁとずっと思って見てしまいました。

トム・クルーズ年取ったなぁ。この役は、練習の中で力をつけていく役なので、もっと青臭い俳優さんの方がよかったのでは。

面白く見られる、けど特に何も残らないというあたり、機内で見るのにぴったりな映画です。