映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ペドロ・アルモドバル監督「アイム・ソー・エキサイテッド!」2357本目

冒頭にカメオ的にアントニオ・バンデラスとペネロペ・クルスが出てきます。(こいつらが車輪の整備を忘れたんだな!)

その後の機内ではいつものロラ・デュエニャス、客室乗務員(男ばっかり!)には「バッド・エデュケーション」でオカマを演じたハビエル・カマラもいる。アルモドバル監督らしい、「究極のシチュエーションとやたら日常的な会話」が愉快に進行します。

なんか、ずっと続けて見てるうちに、よしもと新喜劇を見てるように「今回はこの人とこの人が出てるのか。この人はいつものこういう役割であの人はああいう役割だよね」と期待する楽しみが出てきますね。

下ネタ、オカマネタ、怒る人たち、もめる人たち、ありえないことが次々に起こる…。この監督の映画はいつも面白い~。

ペニンシュラ航空って半島って意味だから、イベリア(半島)航空のパロディだよね。まさかこのデタラメなシチュエーションを実在の航空会社を舞台ではできなかったんだろうな。

しかしスペイン人って全員マシンガントーク。最近スペイン語の勉強を始めたんだけど、まともに聞き取れる日は来るんだろうか…(英語だって聞き取れないのに)

アイム・ソー・エキサイテッド(字幕版)

アイム・ソー・エキサイテッド(字幕版)

  • 発売日: 2014/07/09
  • メディア: Prime Video