映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ダニー・ガルシア監督「Rolling Stone ブライアン・ジョーンズの生と死」3806本目

ドラッグで亡くなったんだとばかり思ってたけど、この時代なら陰謀もあったのかもな…。誰の?警察の?周囲の利益関係者?…大きくなりすぎた人物には、その周囲に闇が集まってくる。なんかホラー系の映画の話をしてるみたいだけど、欲や羨望にまみれて闇に飲まれてしまう人のうち誰かが、危害を加えたい気持ちを抑えられなくなった、という可能性はいろんなケースでありうると思う。

何が何でもドラッグだけが悪い、弱いところのあるスターはみんな自滅する、というわけでもないのかもしれない。これからは、ロックスター+若すぎる死=ドラッグ、という思考停止は控えるようにします。