映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ロバート・ロドリゲス監督作品「ショーツ 魔法の石大作戦」208本目

2009年アメリカ作品。

ショーツっていうのは「ショートストーリーズ」の意味。何でも望みが叶う魔法の石を持った子たちや大人たちが大騒ぎ、というコメディです。

テレビでやってたので見ただけの通りすがりのキッズ映画だけど、面白かったよ。
名画とかではないけど、子どもがストレートに楽しめる、大人に怒られそうなイタズラがいっぱい。

あー、アメリカでもイジメってのは日常茶飯事なんだなぁ。
イジメの親玉の女の子の名前はヘルベチカ・ブラック。彼女の父親は名前の通りのブラック企業の経営者で、ブラックボックスという名前のスマホ的デバイスを開発してる。

この子が魔法の石にお願いをして手に入れた“不良のバイク”で疾走するときに、「♪ヘルベチカ、ヘルベチカ、ヘルベチカ、ブラック!」っていう曲が流れるのが最高。
ヘルベチカ・ブラック悪魔少女、みたいな外伝を作ってほしいくらい、そんなかんじでした。以上。