市川雷蔵、この映画でも一人だけアイラインくっきり。
相変わらずの美形ですが、大人っぽく骨太になりましたね。
中村玉緒が、夫を守るために敵陣に単独で乗り込むいさましい妻を演じて印象的です。
映画は劇画調ですが、なにかすごく格調が高い。登場人物の、感情というより家や家族に対する強い義務感のような思いがそれぞれを突き動かしているのが伝わってきて、みなどこか透き通った表情をしています。
それにしても、さあこれから対戦というところで終わるなんて、キルビルじゃあるまいし、映画ではなかなかない構成。次も見るしかないじゃないですか。。。